19世紀に、ヨーロッパで宝飾品の技法として人気のあった「ピクウエ」!
私の大好きな大好きなフランスのよき時代ルイ14世のころに生まれた技法なんです
なぜか資料が全く残っていなくてアンティークの世界では幻の技法と呼ばれていました
再現不可能といわれていた技法なのですが世界で唯一塩島先生が現代に蘇らせました
ピクウエとは、べっ甲や蝶貝、象牙、真珠などに、金やプラチナなどを象嵌上にして
埋め込んでいく技術です。
接着剤は一切使わず、奥に溝を作り金属をタガネで延ばしながら嵌め込みます。
ピクウエとはフランス語で突き刺すとかピンでとめるという意味があります
宝石というよりは美術品に近いピクウエ
元々は家具、化粧箱、小箱などの装飾として作られていました
なんともロココ調のアンティークな雰囲気を感じさせるピクウエ
コロナ禍の今となってはフランスにはいくことすらかないませんがこの指輪を見ていると
フランスのパリを感じてため息をつくのでした
個人的にすごく大好きなピクウエ。寒くて長い夜ですが見ていて飽きないのでした(#^.^#)