19世紀に、ヨーロッパで宝飾品の技法として人気のあった「ピクウエ」!
このピクウエの技法は、一家相伝により、文献として残ってないので、100年前に技術が途絶えて以来アンティークの世界では幻の技法と呼ばれていました。
ピクウエとは、鼈甲や蝶貝、象牙などの有機素材に、純金、純プラチナなどの無機素材を嵌め込む、特殊象嵌に技術です。接着剤は一切使わず、奥に溝を作り金属をタガネで延ばしながら嵌め込みます。
この技術は、現在日本の塩島先生しかできないのです。精度100分の2ミリといわれるピクウエ!!
間違いなく、50年後にはアンティークとして以前のピクウエをしのぐ物になっていることでしょう!!